この本は、著者がヘルパー(終末期介護)を通して心境が変化していく様や、終末期の患者の様子を生々しく書いた本です。
まだ途中ですが積極的にアウトプットしていきたいのでブログに。
著者ブロニーは行きたいところを目指して旅し、旅先でなんとかお金を工面する生活をしていて
自由な生き方をしていると最初、思った。
でも、ブロニーは初めから自由ではなく、家族にもとても恵まれているわけではないと後で分かって親近感が沸いた。
ブロニーは銀行での労働が退屈で、その人生に耐えられなくなり、家族に批判を受けながら仕事をやめ島を目指す。
私もいま同じ状況なのでとても文章に入り込めます。
とくに感動したところはブロニーが精神的に追い詰められ限界の時、結果をコントロールしようとするから辛くなる、全力を尽くしたなら自然に身を任せようと悟るところです。
また、それらはあきらめることとは違うとも書いてました。
基本、ブロニー視点で語られるのでブロニーに感情移入してしまいがちですが、
死を見なくしたり、ないものとして扱う視点についてもはっとさせられます。
店を開いているのを思い出しました。
もうすこし読んでみようと思います。
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